災厄の紳士 (D.M.ディヴァイン著 中村有希訳 創元推理文庫)
帯に魅かれて買ってしまった。「ミステリがおもしろい1位」とかあると、ランキングに弱くて衝動買い。
「根っからの怠け者で、現在ではジゴロ稼業で糊口を凌いでいるネヴィル・リチャードソンは、一獲千金の儲け話に乗り、・・・」(裏表紙)とあるように、なんとなくちょっと古めかしい本格ミステリーです。
イギリスが主な舞台ですが、最初のほうは往年のフランス映画死刑台のエレベーター」や「危険がいっぱい」風の感覚があります。 奥付を見ると、1971年の作品で翻訳は2009年に発行されています。
ミステリーなので、これ以上は書きませんが、時がたっているのがかえって、新鮮で楽しめました。
それにしても翻訳本の高いと思いませんか?版権のためかもしれませんが、文庫本なのにこの価格・・・と思います。
2010年1月21日木曜日
冬そして夜
1月20日 「冬そして夜」 (S.J.ローザン 創元推理文庫)
「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」の私立探偵シリーズの1冊。2008年に発売されたときは書評でとりあげられていたと記憶するが、ミステリーのシリーズはきりがないので、もうやめようと思って敬遠していた。つい買ってしまった。「ピアノ・ソナタ」のビル・スミスが「私」の方の作品。
アメリカンフットボールに熱狂するニュージャージーの町ワレンズタウンが舞台。相棒の中国系女性のリディア・チンとの掛け合いが小気味よく、ユーモアたっぷり。あくたれとアクションたっぷりの冒険ミステリーだが、底流のテーマはもっと重い。
フットボールの成績が名門大学の進学を保障する。良いことだが、心優しいスポーツマンはここにいない。弱者にたいする強烈ないじめは、パワフルなアメリカの別の一面。
「おたくはキモイ」という言葉が、日常の日本も似たようなものかもしれない。
「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」の私立探偵シリーズの1冊。2008年に発売されたときは書評でとりあげられていたと記憶するが、ミステリーのシリーズはきりがないので、もうやめようと思って敬遠していた。つい買ってしまった。「ピアノ・ソナタ」のビル・スミスが「私」の方の作品。
アメリカンフットボールに熱狂するニュージャージーの町ワレンズタウンが舞台。相棒の中国系女性のリディア・チンとの掛け合いが小気味よく、ユーモアたっぷり。あくたれとアクションたっぷりの冒険ミステリーだが、底流のテーマはもっと重い。
フットボールの成績が名門大学の進学を保障する。良いことだが、心優しいスポーツマンはここにいない。弱者にたいする強烈ないじめは、パワフルなアメリカの別の一面。
「おたくはキモイ」という言葉が、日常の日本も似たようなものかもしれない。
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